RECRUITING 2022
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INTERVIEW

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世界市場をねらうアカツキ。 海外事業を牽引する二人のリーダー

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アカツキ インド事業部

橋本 佳奈

2014年アカツキ入社。 Akatsuki Taiwanにて採用プロジェクトリーダーとして台湾内外での採用を担当。同時に福利厚生制度の企画・運営も担う。2017年より人事企画室および広報のGMを兼任し、社内横断文化プロジェクトの立ち上げを担当。2019年Akatsuki Taiwan CHOに就任。2020年日本へ帰国し日本のIPを海外に展開するインド事業部に配属。

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AkatsukiTaiwan CEO

田川 勝也

九州大学経済学部4年時アリゾナ州立大学に留学、卒業後アカツキに入社。2つのプロジェクトでリーダー、ディレクターを経験。2018年からAkatsukiTaiwanへ赴任し大型プロジェクトを担当 。現在AkatsukiTaiwanのCEOとして、アカツキで手掛けたゲームの各国へのローカライズと配信の責務を担う。

台湾とインド。海外事業の最前線で活躍する二人

- アカツキではどんな仕事をしていますか?

田川:アカツキが手掛けるゲームの海外展開を担うAkatsuki TaiwanのCEOをしています。自分の業務は2つあり、1つはAkatsuki Taiwanの中長期的な事業開発です。今後、日本国外に向けてさらに影響を持てるような事業計画を、本社や台湾のマネジャーと議論して、実行するところまで責任者として担当しています。2つ目は、現在約170名規模の組織マネジメントです。

橋本:私はアニメなどの日本発IPコンテンツを海外、特にインドをメインターゲットとして展開するお仕事をしています。まだ発足したばかりのチームなのですが、マーケティング戦略を考えたり、現地で展開していきたいタイトルリストを整理する仕事をしています。今後、日本国内でのタイトルのライセンス交渉から、翻訳・吹き替えといったローカライズのプロジェクトマネジメント、そしてインドでの認知獲得から収益化までを担当します。

-  海外の仕事に携わることになったきっかけを教えて下さい。

橋本:6年前のAkatsuki Taiwanの立ち上げの時と、今のIP戦略室へのジョインの2つに分けて説明します。私のバックグラウンドとして幼少期から海外との関わりが多かったのですが、海外で絶対働きたいみたいな意欲があったわけではありません。それよりも、香田さん(アカツキCEO)と働けるという学びの多さと、立ち上げという業務内容が純粋にすごく魅力的だったことが決め手となり、Akatsuki Taiwanの立ち上げに携わることを決めました。

その後、5年半の人事の経験を経て、事業側にキャリアチェンジしたいと思い帰国することにしました。しかし、当初配属を予定していた事業部の状況が変わったため、一度エンジニア採用チームに身を置き、そこで次のステップを探すことになりました。正直、台湾から日本への帰国という一大決心の中で、そんな状況になり焦りも感じました。

アカツキでは会社の事業方針がしっかり社員に共有される場や、毎週金曜日の全社会議で各チームがどんなことに取り組んでいるか話を聞く機会があるのですが、それが次の異動先を探すヒントになりました。また、アカツキでは上司や周りの同僚がキャリアや人生について親身に相談にのってくれることがよくあるのですが、今回の異動も採用チームのメンバーが「IP戦略室チームと話してみたらどう?」と後押ししてくれたことがきっかけでした。海外事業だったからというだけでなく、私はアニメが好きなので自分とのマッチ度が高い事業だと思っています。

-  田川さんはどうですか?

田川:僕は宮崎出身で、大学時代は九州で過ごしていて海外とは縁遠い生活だったんですけど、学生時代に友人の影響もあって10カ月ほどアメリカに留学しました。そのときに、それまでやや閉鎖的だった環境もあってか、新しい場所、バックグラウンドの違いだったりとか考えの違いにすごく驚いたんです。それが強烈な原体験となって、「未知の環境に飛び込みたい」という気持ちを常に持てるようになり、大学卒業後、当時まだ上場前のアカツキに飛び込みました。

アカツキでは最初モバイルゲームの運用を担当していたんですが、モバイルゲームの運用に慣れてきた3年目にさらなる刺激が欲しいなと思うようになったんです。それで、当時の上司に相談して、Akatsuki Taiwanへ出向することになりました。

「文化の違い」を言い訳にしない。むしろ違いをチャンスに変えていく

-  国内の事業と海外での事業。どう違うのか教えてください。

田川:コミュニケーション上の課題はありますね。国内では母国語でお互いコミュニケーションが取れるんですけど、海外ではそうはいきません。外国語がかなり流ちょうな方でも、母国語が違うと双方のコミュニケーション効率がかなり下がります。

国内と同じ時間で同等のコミュニケーション効率を出すには、事前の準備と「Why=なぜするのか」を毎回しっかり確認することが重要だと感じています。そこを意識しないと、1時間たっても何の結論も得られませんでした、なんてこともよくあります。国内でももちろん同様の準備をしなきゃいけないんですが、海外では特に効率的なコミュニケーションを行うための前準備を怠ってはいけないと感じています。2つ目は、何か自分がチームをつくるときに、彼らとは青春時代っていうか、バックグラウンドが異なるので、むしろ海外にいる自分たちがそれを知る努力を行うことが重要です。

この2つはよく言われている問題ですが、決して乗り越えられない壁ではないと思います。よく準備すれば解決できますし、国内と変わらないバリューが出せると思っています。一番良くないのは、それらから逃避するというか、文化の違いだって思ってばっさり拒絶することがですね。そもそも考え方が違う人たちだって思わずに、粘り強くコミュニケーション取っていくことがすごく大事なのかなと思ってます。

橋本:伝わり方一つにおいても、自分の意図と異なる受け取り方をされてしまうなど日常茶飯事ですね。そのため、打ち合わせの後にも言語化して文章として残したり、合意形成は注意して行っていました。

日本との違いという面でいうと、海外での働き方の方は何をするにもスピード感があると思っていて、良くも悪くも着手が早いですね。ただ、失敗に対する振り返りは日本と比べて浅めかな、と思ったりもします。

日本のチームではしっかり振り返りの時間をとって、失敗に対してどう再発防止し、改善していくかを考えることが多いのですが、海外では深く潜って振り返るというよりかは前へ前へ!という感じがしていました。

あとは、台湾ではソーシャルプレッシャーが低く、ありのままの自分でいられる感じが私は凄く好きですね。プロフェッショナルとしてこうでなければならない、みたいな圧があまりなくて、それは素敵な環境だなとは思ってます。

-  日本ではプレッシャーがあるように感じますか?

橋本:そうですね。日本の方が、個人がプロとしてこうあるべきみたいな見えないプレッシャーが結構あるように感じますね。

田川:日本だと、例えば新年会で「この人はこういうキャラだから」みたいなキャラを演じることがあるじゃないですか。そういうのも関係しているんじゃないでしょうか。

橋本:そうかもしれない。本当の自分なのか、と言われるとそうじゃない部分もあるのかもしれないですね。

田川:台湾は、あんまりキャラ演じないですね。

橋本:台湾は自由ですね。あとはプライベートとの優先順位もしっかりしていて、今日は18時超えたら家族との時間を大切にしたいから仕事はしない、みたいなのもはっきりしてますね。本来そうあるべきだな、と感じますね。

国に依存しない自分の価値基準を持った人と働きたい

-  Akatsuki Taiwanにいた頃の、お互いの仕事ぶりについて教えてください。

橋本:田川君とは台湾時代、同じチームという訳ではなかったのですが、組織課題に対して共に取り組んだり、半期に一度行っている全社オフサイトの企画を一緒に行いました。田川君は同じ長男長女気質で責任感も強く、スピード感があって凄く働きやすかった印象です。

田川君がすごいと思うのは、普通日本から赴任する方って、現地のメンバーとの関係作りをまずやらなければ!と過度に意識しがちだと思うのですが、田川君はどちらかというと、自分の任務を着実に行い、台湾メンバーが抱えている課題とも向き合い解決していく姿を見せることで信頼を勝ち得ていったように思います。この日本から来た人は、口だけじゃないんだなっていう本気の姿が台湾メンバーに伝わったように思いますね。

しっかりしている部分もありながらも、みんなで騒ぐところやハメを外すところは全力で楽しめるところも人としての魅力ですね。台湾ではCEOという役職ですが、みんながフランクに話しかけられる人だと思っています。

そして、すごく公平な人だと思います。仲が良い人を特別に扱うとか、ある人から別の人への文句や不満を鵜呑みにすることをしない人です。いかなる場合でも、公平に事実をちゃんと見て判断する部分も、メンバーから信頼を得ているところかなと思ってますね。当たり前のことだけど本当に大事。

田川:カナさんは海外で働くことに慣れてますので、海外で働く自分にも厳しいこと言ってくれる存在ですね。海外で長く働きつつも、日本人、海外どちらの目線もバランス感覚がすごくいいと思っています。駐在員や現地で採用されたメンバーって大体どっちかに寄りがちなんですけど、そうじゃないっていうのが特徴的だな、と思っています。最初、すごく怒られた気がします。

橋本:確かに今後海外で働くことを考えている人にも一言、言っておきたいことだよね。
海外を自分のキャリアアップ、ステップアップだと思って海外に来るんだったら甘いよ、と。

田川:そうですね。ちなみに、僕はそう思って来たんで、最初、入り口がそれでも構わないとは思ってますけど。それだけだと、やっていけないところがありますよね。

橋本:海外留学あるあるですけど、1年間留学したって実績が欲しいから、1年間全然海外で交流とかしてないのに取りあえず1年間は耐え忍ぶみたいな、そういうふうにはなってほしくないよね。

田川:そうですね。

橋本:自分のためだけじゃなくて。

田川:何か得てほしいですね、やっぱり。

橋本:そうですね。自分なりにぶつかっていって本気でやるぐらい勢いないと、あんまり行っても意味ないかもしれないですね。

田川:そうですね。厳しい言い方ですが、文化の違いについていけなかったと1年間で帰ってしまうと、自分で何もチャレンジしていないと言ってるのと同義だと思っています。橋本さんはそういう心意気の部分をすごく大事にしてる人だと思いますね。

あとは、人事として芯があるなって思っています。自分なりの価値観持って、こういう組織にしていきたいので、こういう人が欲しい、逆にこういう人は適してないという意見をはっきり持っている部分は尊敬しています。

僕は台湾に来て台湾の文化ってどうしても知らないみたいなとこがあるから、組織に対して思うことがあったら当然発信はしますけど、ほんとにみんなにとって自分の意見が適してるのかって毎回不安になるんですよ。ただ、カナさんはその迷いがない。自分の意見がしっかりあるので、そこは台湾だけじゃなくて、アメリカで大学時代過ごしたりとか、それ以外もいろんな経験をして国に依存しないような感覚が身に付いてるのかなと思っています。そこの自分の生まれ育ちと異なる環境にいながら人事として芯を持てるというのは、同じ海外で働く日本人ですごい尊敬できるところですね。

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